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撮影リストの作り方とテンプレート
七五三・お宮参り・家族写真・前撮り・撮影会

このページの要点

撮影リスト(カットリスト)は、当日撮るカットを事前に一覧にしたものです。「必ず押さえるカット」と「余裕があれば撮るカット」に分け、10〜15カットに絞るのが、当日使えるリストのコツです。 下に、場面別のテンプレートを載せています。

撮影が始まると、目の前のお客様に集中するほど「あのカットを撮り忘れた」が起きやすくなります。 とくに七五三やお宮参りは、撮り直しのきかない一日です。 撮影リストは、撮り漏れを防ぐための道具であり、当日の段取りを頭から外して、表情を引き出すことに集中するための道具でもあります。

撮影リストの作り方(4ステップ)

  1. お客様の要望を、言葉のまま書き出す。「祖母と3人の写真がほしい」「着物の帯の柄を残したい」など、ヒアリングやメッセージの言葉をそのまま並べます。要約すると、細かなニュアンスが抜け落ちます。
  2. 場面の定番カットを足す。下のテンプレートから、その撮影に合うものを選んで加えます。お客様が言葉にしていなくても、あとから「これも撮ってほしかった」となりやすいカットです。
  3. 「必須」と「余裕があれば」に分ける。撮り直しのきかないカット(家族全員の集合、ご祈祷の様子など)を必須に。時間や子どもの機嫌しだいのものは、余裕があれば撮るカットへ。
  4. 撮る順番に並べ替える。子どもの撮影は、機嫌の良い最初のうちに必須カットを撮り切るのが基本です。場所の移動が少なくなる順に並べると、当日の流れが軽くなります。

場面別テンプレート

★ は撮り直しのきかない「必須」カットです。そのまま写して、お客様の要望に合わせて足し引きしてください。

七五三の撮影リスト

神社での参拝を含む出張撮影を想定。千歳飴・着物の柄など、七五三ならではの小物を忘れずに。

カット撮るときのポイント
★ 鳥居の前で全身(本人)着物の柄が分かる引きの縦位置
★ 家族全員の集合鳥居や社殿を背景に。年賀状に使われやすい
★ 千歳飴を持った全身袋の絵柄が見える角度で
★ 参拝の様子(後ろ姿・お辞儀)撮影可の場所か事前に確認
ご両親と手をつなぐ後ろ姿参道で。自然な歩きを待つ
祖父母と一緒のカット同行される場合は必ず。あとから喜ばれる
髪飾り・帯・草履のアップ衣装の細部。アルバムの差し込みに使える
きょうだいとの2ショット上の子・下の子の順番待ちの間に
笑っていない素の表情緊張した顔も、その年齢の記録になる

お宮参りの撮影リスト

赤ちゃんの機嫌が最優先。必須カットを先に、余裕があれば残りを。

カット撮るときのポイント
★ 祝い着を掛けた抱っこの全身抱っこする方(多くは祖母)と一緒に
★ 家族全員の集合社殿の前で。赤ちゃんが起きている間に先に撮る
★ 赤ちゃんの寝顔・手足のアップ眠っている間がチャンス
★ ご祈祷の様子撮影の可否は神社によって違うので事前に確認
ご両親と赤ちゃんの3人祖父母とのカットとは別に
祖父母それぞれと赤ちゃん両家が来る場合は、両家とも同じ数だけ
絵馬・お守り・お食い初めの準備など小物その日の記録として

家族写真(ロケーション・自宅)の撮影リスト

決めカットより、家族のやりとりを多めに。年賀状用の横位置・縦位置を両方押さえる。

カット撮るときのポイント
★ 全員がカメラを見た集合(横位置)年賀状・アルバムの表紙用
★ 全員がカメラを見た集合(縦位置)スマホの待ち受け・写真立て用
★ 子どもの単独カット子ども1人ずつ、表情違いで数枚
ご夫婦2人のカット子どもが遊んでいる間に。意外と喜ばれる
歩く・走る・抱き上げるなど動きのあるカット連写で
手をつなぐ・寄り添う手元のアップ家族の距離感が伝わる
ペットがいればペットと一緒に事前に確認しておく

ウェディング前撮りの撮影リスト

衣装が複数あるなら、衣装ごとにリストを分ける。ヘアメイク直し・移動の時間も香盤表に。

カット撮るときのポイント
★ おふたりの全身(正面)衣装全体が分かる引き
★ おふたりのバストアップ表情重視
★ 新婦の単独(全身・後ろ姿)ドレス・着物の後ろ姿は必ず
★ 新郎の単独新婦より少なくなりがちなので意識して
手元(指輪・ブーケ)指輪がある場合
ロケ地の風景を大きく入れた引き場所の思い出として
おふたりが自然に笑い合うカット指示より会話で引き出す

撮影会(参加者ごとに撮る場合)の撮影リスト

参加者ごとに同じカットを撮る前提。全員分そろっているかを確認できるよう、リストは短く固定する。

カット撮るときのポイント
★ 単独の全身全員共通。背景と立ち位置を固定すると効率が良い
★ 単独のアップ全員共通
★ 家族・保護者と一緒同行者がいる場合
小物や衣装を使ったカット撮影会のテーマに合わせて
全体の集合(最後に)参加者全員がそろっているうちに

当日、リストを生かすコツ

  • 必須カットを撮り終えたら、その時点で一度リストを確認する。あとは表情と流れに任せる。
  • リストはスマホで見られる場所に置く。紙だと、撮影中に取り出す手間がかかる。
  • 撮れなかったカットは、撮影後のメモに理由と一緒に残す。次回の同じ場面の撮影に生きる。
  • 撮影の合間に、ご家族へ「あと〇〇を撮りましょう」と声をかけると、全員が次の動きを分かってくれる。

撮影リストを案件ごとに残しておく

撮影リストは、お客様の要望や撮影場所、持っていく機材と一緒に、案件ごとに残しておくと便利です。 写真・動画の納品サービス omoideli(オモイデリ)では、納品ページを作るときに「案件メモ」として、 カットリスト・撮影スケジュール・撮影要望・機材を記録できます。案件メモはお客様には表示されず、撮影が終わればそのまま同じ画面から写真を納品できます。

案件メモを、受注から撮影後まで時系列でどう使うかは、案件メモ活用ガイドで詳しく紹介しています。 撮影したあとの写真の渡し方は、写真納品サービスの比較を参考にしてください。

よくある質問

撮影リストとカットリストは違うものですか?

ほぼ同じ意味で使われます。撮りたい写真(カット)を一覧にしたものを、撮影リスト・カットリスト・ショットリストと呼びます。現場によっては、時間の流れを書いた「香盤表(タイムスケジュール)」と組み合わせて使います。

撮影リストは何カットくらい書けばいいですか?

1時間前後の撮影なら、必ず押さえるカットを10〜15、余裕があれば撮るカットを5前後が目安です。多すぎると当日リストを見る余裕がなくなり、撮ることより確認が目的になってしまいます。

撮影リストはお客様と共有したほうがいいですか?

要望の確認として、事前に「このようなカットを予定しています」とお伝えすると安心してもらえます。ただし当日は自然な表情を優先し、リストどおりに進めることにこだわりすぎないほうが、良い写真になることが多いです。

最終更新: 2026年10月7日omoideli調べ

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